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NetBeansでプラグイン開発 » 履歴 » バージョン 1

Haru Iida, 2010/03/10 13:09

1 1 Haru Iida
h1. NetBeansでプラグイン開発
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{{>toc}}
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Redmineのプラグイン開発をWindows PC + NetBeansIDE 6.8 + Ruby 1.8.7 + Redmine 0.9.3 + SQLite3で開発する手順です。
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h1. 環境構築
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h2. Rubyのインストール
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NetBeans付属のJRubyを使っても良いのですが、ここでは最新のRuby 1.8.7を使うことにします。
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注) Redmine 0.9.3 はRuby 1.9.xでは動きません。1.8系の最新を使ってください。
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[[WindowsにRuby 1.8.7をインストールする]]
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h2. SQLite3をインストールする。
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"SQLite3のサイト":http://www.sqlite.org/ からsqlite3.dllをダウンロードします。
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"ダウンロードページ":http://www.sqlite.org/download.html のsqlitedll-3_6_22.zipをダウンロードして開くと
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* sqlite3.def
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* sqlite3.dll
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という2つのファイルがあるのでsqlite3.dllの方をC:\ruby\binにコピーします。
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次に以下のコマンドを実行します。
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<pre>
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C:\>gem install sqlite3-ruby
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</pre>
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h1. Redmineのインストール
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プラグイン開発に使用するRedmineをインストールします。"Redmineのダウンロードサイト":http://rubyforge.org/frs/?group_id=1850 からredmine-0.9.3.zipをダウンロードして展開します。ここでは例としてC:\直下に展開します。C:\redmine-0.9.3というフォルダができているはずです。
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h2. SQLite3を使う設定にする。
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RedmineのDBとしてSQLite3を使う設定をします。C:\redmine-0.9.3\config\database.ymlというファイルを新規に作成し、以下の内容を記述します。
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<pre>
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production:
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  adapter: sqlite3
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  database: db/redmine.db
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development:
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  adapter: sqlite3
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  database: db/redmine_dev.db
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test:
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  adapter: sqlite3
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  database: db/redmine_test.db
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</pre>
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次に以下のコマンドを実行します。
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<pre>
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C:\>cd C:\redmine-0.9.3
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C:\redmine-0.9.3>rake db:migrate RAILS_ENV=development
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</pre>
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エラーが表示されず、C:\redmine-0.9.3\db\redmine_dev.db というファイルができていれば完了です。
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h1. NetBeansIDEのインストール
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"NetBeansのサイト":http://ja.netbeans.org/ からNetBeansIDEをダウンロードします。"ダウンロードページ":http://netbeans.org/downloads/index.html?pagelang=ja には使用する機能によっていくつかのダウンロードパッケージがあります。「Ruby」 もしくは「すべて」をダンロードしてください。
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ダウンロードしたファイルを実行するとインストールが始まります。質問に適当に答えてインストール完了です。
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h1. プロジェクト作成
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NetBeansIDE上にRedmineのプラグイン開発用プロジェクトを作成します。
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[[NetBeansIDEにRedmineのプラグイン開発用プロジェクトを作成]]
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h1. Redmine を起動する。
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h2. セッションデータの作成
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最初の一回だけ以下の手順でセッションデータを作成する必要があります。
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プロジェクトを右クリックし現れるメニューから「Rakeタスクを実行/デバッグ」を選択すると次の画面が現れます。
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!session.png!
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ここでconfig/initializers/sessions_store.rbを選択して実行します。
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h2. 起動する。
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プロジェクトを選択し、ツールバーの再生ボタンを押します。
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!execute.png!
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するとRedmineが起動し、ブラウザが勝手に開いてRedmineの初期画面が表示されるはずです。
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!redmine.png!